夢よりDreaming

感想とかメモとか妄想とか

Summer Paradise in TDC 『 風 is a Doll? 』

 

あまりにも評判が良かったサマパラの風磨くんソロ公演。

軽率に興味を持った私なのですが、ミラクルが起きたり素敵なご縁を恵んでいただいたりで入らせていただくことができました。六本木で忙しくしてる神くんの代わりに舎兄さんたち見てきたよ!!

 

まず、素敵だったのはストーリー。

 

登場する8人…8体は皆、すべて人形。人間になりたいと願う8体。しかし、人間になるには人間の恋心を奪わなければいけないらしい。そこで結成したのが風 is a dollという怪盗団だった。ちなみに、恋心を盗んだ彼らはどこかへ消えてしまって、どんなに探してももう二度と会えないんだとか。

彼らは人目につかない夜に行動している。今夜はその作戦実行の前夜。これから決起集会がはじまるようです。彼らの合言葉は―――

 

“Party up!”

 

 

・・・・はい、かっこいい~!!!!

 

 

Party up!

 

FaKe

「Get get get it enough」⇒「手に入れる」というのが、なんともストーリーにぴったりなような気がした。相手の恋心も、人間としてのこれからも、すべてを手に入れる…といったような、決起集会ならではの意気込みというかなんというか。

「I can't stand the fact that you're fake」⇒「あなたが偽りであるなら、その事実に耐えられない」⇒都合よく解釈すると、その恋心が偽物なら人間にはなれない。みたいな…?「怪しい笑み」だとか、盗む上での忠告なのかなぁとも。でももう恋しちゃってる空気でもある。どっちなんでしょう???

 

THE D-MOTION

 

ひかりのまち 

それまでクラブのような照明・音楽だった会場だったのだけれど、「スプリンクラーの虹の雨」という歌詞で照明が虹色になったり。楽しい予感しかしなかった。

 

Will be all right

 

ここで、ストーリーの続き。

彼らにとっては恋心を奪うまでがお仕事。でもまれに、恋心を奪う前に彼らの恋心が奪われてしまうことがある。それはやってはいけない“失敗”だ。

「おや、一人、仕事から帰ってきたようだ…」さぁ、彼らは恋心を盗むことができたのか?

ここで、さっきのFakeはやっぱりまだ意気込んでる時点での話だった説にまわそうと思いました。

 

rouge

 完全にフーマのやつがしくじった空気。(言いたかっただけ)

もう戻れないSecret night…仲間には失敗したなんて言えないね。

でも後悔はしてなくて、どんな罰(例えば、もうこの先2度と会えないだとか、人間になれることはないだとか…)も受ける覚悟はできていて。

「There's no competition you know hou to rock」⇒「俺の心を動かす方法を知っているのはあなただけ」⇒また都合よくすると、俺の心を盗めるのはあなただけだ、と。

 

泣きそうっすね…。苦しい!人形なんかじゃなければ許される恋だったかもしれないのに!風磨くんが歌うよこで踊るみゅうとくんがまた美しい。

 

It's going down!

失敗しちゃったけど、明るくいきましょー!@みやちか で捉えている方が多いみたいだね。

「It’s going down! そこから本当のstart 合図は the melody

 

 

ここで小芝居からのコント。

その流れで、『人間になったらなにしたい?』という話に。

 

Jr.「風磨はなにしたい?」

風「カラオケって知ってる?」

Jr.「何それー!」

風「音楽を流して、マイクを片手にその音楽を歌う…そういう娯楽らしい…JKとかがやるらしい、JKって知ってる?」

やすいくん「聞くとムラムラするな!」おいこら

 

風磨から歌えよ~となり、「あ、じゃあさ、お前らも一緒に歌ってくれる??みんな(会場)も一緒に歌ってくれる!?」

jr.「みんなが知ってる曲にしないと!盛り上がれる曲!」

風「そうだな。じゃあこれだ…!」

 

Weeeek

Jumpin' up
Lucky Man

 と、カラオケ設定で盛り上がる曲が続く。

 

MCは、ソファーに座って各々ぎゅっとなる。場所は風 is~のアジト。

 

 

sugar and salt
Maybe
WONDER

ぷまやす。やすいくんが腰にひらっとする布を巻いていた。ターンする度綺麗に広がって、女性のスカートを思わせる。


Hello


Love is…(半増)
PARTY MANIACS (はぎやすさなみゅ)
Believe(Jr.)

 

これからデートな風磨くん、に続いて甚平を着たみなさんが邪魔しに登場。

 

KING OF 男 【気合あるやつ?】


SUMMARY 

イントロかかって、「まさか…?踊れないよ?急には踊れないよ?」って流れになるも、キレッキレに踊り始めるみんな。バルコニーの席にも【SUMMARY】って文字が流れてる徹底ぶり。手を繋いでフライングのポーズ※飛ばない

 

Oh yeah!

 

ひとりぼっちのハブラシ

「ねぇ 君は 愛の続きを ねぇ 誰としてる? 」

あれ、まだ拗らせてた…?と一瞬思ったけれど、次がラブラブな曲なので勘違いだったかなぁ~てへ☆と流すことにします。

 

僕の恋愛事情と台所事情

 

リリック

「会いたいと思うだけで胸が痛むよ」

やっぱり拗らせてる!?

 

20 Tw/Nty
My lovin' season

 

風磨くんによる挨拶とメンバー紹介

 

Enc.

HO!サマー
言葉より大切なもの

「ここにはー?」 \あるからー! / 

 

 

とにかく、こんな感じで後半は楽しくて盛り上がれる曲が続いて終わりました。

MCとかは本当に男子校ノリ。愉快。

 

 なんだこれ!ちょお楽しい!風イズ!最高かよ!!

と、ここで気が付くのです。まんまと、彼らに恋心を奪われてしまっていたことに。

もう1度彼らに会いたい…そう願っても、彼らはずっるい盗賊団。恋心を盗んだまま、どこか遠くへ行ってしまうのです。追いかけても探しても見つけることはできないのです。会いたいと思うだけで胸が痛むのは、私たちだったのです。

 

おかしい、そんなはずは、いつの間に、、、私たちとの始まりは(言い方)…カラオケ?あの時?

 

「It’s going down! そこから本当のstart 合図は the melody」

 

本当のスタート/(^o^)\

考えすぎでしょうが、思いついてしまったがゆえ、書かずにはいられませんでした。

 

ストーリーにそって考えてしまったけれど、もう二度と集まれないメンバーだからこその儚さも、この風 is~公演の魅力。勝利くんのソロ公演は、勝利くんをセンターにキンプリが後ろにつき、V字の隊形になる場面が多かった印象。けれどこちらは、常に横並びだったイメージ。風磨くんっぽいなぁと思った。

 

「アルバムに残らない君の声も何もかもが愛しい」

「同じ波は二度と来ない」

「思い出を紡いでも戻れはしない」

「新たな季節へ それぞれ」

 

とにかく、なにが言いたかったかというと、こんなありとあらゆることを考えてしまうくらい。風 is~で頭がいっぱいになってしまったということ。そして、まんまと心を盗まれてしまったということです。

 

本当に、行ってよかった。楽しかった。素敵な思い出をありがとう。

これだけ多くの人の恋心を奪ったんだもの。風 is a dollのお人形さんたちが、人間になって、愛の続きをできますように。